「有効なApple IDですが、iCloudアカウントではありません」と表示が出た場合の対処方法

僕の父親が新しいWindows機を買ってセットアップを頼まれたので実家に帰っていたんですが、その時に僕の母親が使っているiPadと写真の共有ができたら嬉しいなんてことを言われまして、父親のApple IDを登録してWindows用iCloudをインストールして、いざiCloudのコントロールパネルからサインインしようとしたら「有効なApple IDですが、iCloudアカウントではありません」と表示が出てしまい、サインインができませんでした。

「あれ、おかしいな」と思って試しにiTunesをダウンロード、先ほど登録したApple IDでサインインするとiTunes Storeは普通に使える。
ならばと思ってもう一度iCloudコントロールパネルからサインインしようとすると再び「有効なApple IDですが、iCloudアカウントではありません」という表示が出てそれ以上進まない。

どういうことかと思っていろいろ調べてみたらApple IDiCloudアカウントは似てるようで別物だということが判りました。

Apple IDとiCloudアカウントは別のもの

普段MacなりiPhone、iPadなりを使っていると気付きませんが、つまりは「Apple ID≠iCloudアカウント」ということなんですね。

Apple IDとは

Apple IDとは簡単に言えばアップルが提供するサービスを受けるために必要なIDだということです。

iTunes Storeでの音楽、ミュージックビデオの購入
App Storeでのアプリケーションのダウンロードやご購入
AppleOnline製品登録
ご利用製品のAppleCateサポート情報閲覧
iPhotoやApertureからの写真プリントやフォトブックのご注文
お近くのApple StoreでのOne to Oneプログラムや他のサービスのご利用

上はで「Apple IDでできること」と表示してある項目です。

iCloud アカウントとは

端的に言えば、Mac、iPad、iPhone等のアップル製品を所持することで使用可能となるiCloudサービスを使うためApple IDを利用して登録するアカウントです。
別な言い方をすればMacやiOS機を持っていなければiCloudを利用することはできないということですね。

Windows機のみではiCloudを利用出来ない

結論としては一旦MacかiOS機からApple IDを使ってiCloudの設定をしない限りiCloudの写真共有やブックマークの同期などの機能を利用開始することはできません。

最初の話に戻ると、僕の父親は残念ながらMacもiOS機も持っていないため現状ではiCloudアカウントを作ることができませんでした。

これはおそらくですが、僕が使ってないiPhone 4sを使って父親のApple IDからiCloudの設定をすれば大丈夫なんじゃないかと思います。ただしまさかこんな結果になるとは思ってなかったためiPhone 4sを用意しておらず、この実験することができませんでした。
また機会があれば可能かどうか確かめてみようと思います。

あ、でも今回の結果を父親に伝えると「それなら機種変するときににしようかな」とニコニコしていたので、実家で実験する間もなくこの問題が解決してしまうかもしれません。
ま、それはそれで僕の両親にとっては早めにお互いの写真共有できるようになって喜ばしいことではありますが。

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