macOS 10.13 High Sierra以降でTimeMachineを利用すると、自動的に起動ディスクのスナップショットを約1時間おきに1つ保存するような仕様になっています。
便利っちゃ便利なんですけど、ストレージを消費したり、ディスクのメンテナンスなどで思わぬ時間をとるようになってしまいます。
普段は気にする必要はないですけど、何かの時にローカルスナップショットの確認や削除する方法などをまとめてみます。
ローカルスナップショット一覧の表示方法
ターミナルを起動し、以下のコマンドを入力します。
tmutil listlocalsnapshots /
すると以下のようにずらずらっとローカルスナップショットの一覧が表示されます。
com.apple.TimeMachine.2018-12-19-205036 com.apple.TimeMachine.2018-12-19-215315
ローカルスナップショットの削除方法
ターミナルから以下のように削除したいローカルスナップショットを指定し、実行します。
sudo tmutil deletelocalsnapshots 2018-12-19-205036
この場合ひとつずつしか削除できませんが、以下のようなシェルスクリプトで一括削除することができます。
ローカルスナップショットを一括で削除する方法
ターミナルから以下のコマンドを入力、実行します。
for d in `tmutil listlocalsnapshots / | awk -F'.' '{print $4}'`; do sudo tmutil deletelocalsnapshots $d; done
それなりに時間はかかりますが、一つずつ削除を実行し、その結果がターミナルに表示されると思います。
Deleted local snapshot '2018-12-19-205036' Deleted local snapshot '2018-12-19-215315'
どうしてもローカルスナップショットの存在が気になったり、それが原因でエラーが起きてしまう場合はどうぞ。
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