最近うちのメインマシンのメールアプリ(「メール」、「メール.app」)がものすごく重くなって使いづらくなっていたので困ったなと思い、いろいろ調べたところ格段に軽くすることができたので、その対処方法を紹介します。
まずはアクセス権の修復
Yosemite以前のMacであればディスクユーティリティからアクセス権の修復を実行することで軽くなる場合があります。
- 「メール」を終了させる。
- 「アプリケーション > ユーティリティ」と開き「ディスクユーティリティ」を起動。
- 左側のアイコンから起動ディスクを選び「ディスクのアクセス権を修復」をクリック。
- アクセス権の修復が終わったら「メール」を起動。
El Capitanからはシステム保護機能が強化されたためディスクユーティリティからディスクのアクセス権を修復する機能が削除されました。
再起動などでアクセス権の自動的な保護が行われるようです。
ですが、どうしてもやってみたい場合は「Onyx」などのサードパーティ製アプリを使うことになりますが、これを書いている2015年10月9日時点ではまだEl Capitan対応版はリリースされていません。
※2015年10月12日追記:「Onyx」のEl Capitan対応版がリリースされましたが、今回からアクセス権の修復機能が削除されました。
※2017年7月21日追記:その後「Onyx」にアクセス権の修復機能が追加されています。こちらに追記するのを忘れていました。すみません。
メールボックスの再構築
メールアプリから「メールボックスの再構築」を行うことで動作が軽くなる場合があります。
- 「メール」を開き再構築したいメールボックスを選択。
- 上部メニューから「メールボックス > 再構築」をクリック。
保存されているメール件数にもよりますし、ダイアログなどは表示されませんが、しばらくすると再構築が終わります。
エラーを起こしているデータベースファイルを消去
上二つの方法をやってみても動作が重い場合はメールの送信者名などを保存しているデータベースファイルがエラーを起こしている場合が多いようです。
以下の手順でファイルを消去することで動作速度が改善される場合があります。
- 「メール」を終了させ、念のためTimeMachineなどを使いバックアップをとる。
- Macintosh HD/ユーザ/<ユーザ名>/ライブラリ/Application Support/AddressBook/MailRecents-v4.abcdmr
を探しだし、デスクトップなどにファイルを移動。 - 「メール」を起動し、問題がないか確認。
- 問題がなければそのまま「MailRecents-v4.abcdmr」を消去。問題が発生した場合はファイルを元の場所に戻すかバックアップから復元。
うちの場合ではこの「MailRecents-v4.abcdmr」を消去することで動作が軽くなり、問題を解決することができました。
上に書いたような方法を試してみても動作速度が改善されない場合は他の原因も考えられます。
こちらの記事などを参考にしてみると良いかもしれません。
コメント
ありがとうございました!
この方法で解決することができました!
お役に立てたようでなによりです。