オープンソースの写真管理システム「Lychee」をロリポップにインストールしてみた

レスポンシブ・ウェブデザインに対応したPHP製の写真管理システム「Lychee」が便利そうなので使ってみました。
ちなみにインストールしたのはロリポップ!

Lychee-screen-capture

サーバーにインストールする前にMac上に構築しているローカル環境で試したらすんなりいったので大丈夫だろうと思っていたらさにあらず、若干ハマってしまい試行錯誤する羽目になってしまいました。

誰かのお役に立てれば、ということで以下に僕がハマったところを書いておきます。

ロリポップで「Lychee」を動かす方法

ファイルパスのエラーが出た

最初は「http://hoge.com/hogehoge/」で動かそうとしたんだけどちゃんと動かない。
http://hoge.com/hogehoge/plugins/displaylog/」でエラーを確認してみると他のPHPファイルへのファイルパスが間違ってるらしくてちゃんと読み込めてない。
ローカル環境だと「http://hoge.com/hogehoge/」で動かしても問題なかったんだけど、ロリポップのせいなのか何なのかは詳しく調べてないけどトップディレクトリにシステムを置いとかないと相対ファイルパスが狂っちゃうらしい。
エラーを起こしてるPHPファイルを書き替えようかと思ったけど、今後システムがアップデートした時にいちいち修正しなきゃならないのが面倒なので結局サブドメインを作って「http://hogehoge.hoge.com/」の状態にしてみたらファイルパスのエラーは出なくなり、やっとセッティング画面に。

データベースの設定がうまくいかない

セッティング画面でユーザーネームを登録し、次にデータベース設定の画面へ。
あらかじめ作っておいたデータベースの情報を入力、ところがそこでまたエラーが出て次に進まない。
エラーログを確認するため「http://hogehoge.hoge.com/plugins/displaylog/」を見てみると「Fatal error: Class ‘mysqli’ not found」との表示。
おいおい「mysqli」はPHP5.1以降だと標準で組み込まれてるんじゃないの?
で、いろいろ調べてみたらロリポップだとPHP5.3以下では「mysqli」を組み込まないように設定してあるらしい。
仕方がないので「ロリポップユーザー専用ページ > PHP設定」を開いてサイトで使用するPHPのバージョンを「5.4」に設定、反映されるまで10分ほど待ってからもう一度データベースの設定へ。
そしたらやっと設定が完了して使えるようになりました。

いやはや、意外なところでつまずいてしまった。
でもなかなか快適に使えてるので気軽にギャラリーを作りたい人は良いんじゃないかなと思います。

あ、そだ、PHP設定をする時についでに「php.iniの設定」で「upload_max_filesize」を「20M」に設定しておいた方が吉かもしれないです。

Lychee — Self-hosted photo-management done right



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