長いこと使っているMacBook Pro (13-inch, Mid 2009) のバッテリーが膨らんできてかなりまずい状態になっていたので自分で換装しました。
これでまだまだ使えるかな。
バッテリー交換に必要なもの
- MacBook Pro (13-inch, Mid 2009) 対応バッテリー A1322
- Y型ドライバー
- +型 精密ドライバー
- (トラックパッドの調整をする場合は)T6 トルクスドライバー
MacBook Pro 13” MB990J/A
MacBook Pro 13” MB991J/A
MacBook Pro 13” MC374J/A
MacBook Pro 13” MC375J/A
MacBook Pro 13” MC700J/A
MacBook Pro 13” MC724J/A
MacBook Pro 13” MD101J/A
MacBook Pro 13” MD102J/A
MacBook Pro 13” MD313J/A
MacBook Pro 13” MD314J/A
MacBook Pro 13” ユニボディ A1278
僕の場合はドライバー類はすでに持っていたので、今回新たに揃えたのは新品バッテリーのみでした。
バッテリー交換の手順
まずは裏蓋を+型精密ドライバーを使って開けます。
ネジは10か所、そのうち3か所は長いネジなので場所をしっかり覚えておくこと。
裏蓋を開けるとこんな感じ。
近ごろ蓋を開けてなかったのでゴミがたまってますね……。バッテリーも膨らんでいます。
別角度からバッテリーを写すとこんな感じ。
はい、バッテリーがめっちゃ膨らんでいます。おかげでフレームが歪んでトラックパッドが押しづらくなっていたり、スーパードライブにメディアを入れづらくなっていました。
それではバッテリーを外しましょう。
Y型ドライバーでネジを2か所外し、バッテリーと基盤を繋いでいるコネクターを上に持ち上げる感じで外します。
上の写真の○で囲んでいるところがネジ、□で囲んでいるところがコネクターです。
外したらバッテリーについているベロを持ち上げてバッテリーを外します。
新旧のバッテリーを比較するとこんな感じ。
古い方のバッテリーがやばいことになっています。
こうなる前に交換しましょう。
バッテリーの交換だけなら、後は新品のバッテリーを取り付けてバラした時の逆の手順を踏めば出来上がりです。
だけど今回はついでにトラックパッドの調整もしておきます。
トラックパッドの調整
長くMacBook Proを使っているとトラックパッドをクリックしたときの効きが悪くなることが多いようです。
ということで調整します。
必要な工具はT6 トルクスドライバーです。
バッテリーを外すとトラックパッドの裏側が露出します。
ここにT6 トルクスドライバーが入るネジがあるので、これを回すことによってトラックパッドのクリックの効きを調整します。
これを左に回せば緩み、遊びが多くなり、右に回せば絞まり、遊びが少なくなります。
ほんの僅かな締め具合でクリック感が大きく替わるので、何度か試して自分に合った調整をしましょう。
こればかりは試行錯誤するしかありません。
調整作業が終わったらバッテリーを取り付けます。
そして裏蓋をネジの長短の位置を間違えずに取り付け、無事にマシンが起動したら完成です。
実際にやってみたら驚くほど簡単なので、これくらいの作業はGenius Barに持ち込まずに自分でやった方が経済的ですよ。
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