EOSユーザーなら絶対に最初に買うべきレンズ、キヤノン「EF50mm F1.8」がリニューアル

撒き餌レンズ」とか「神レンズ」なんて言われているキヤノンの「EF50mm F1.8 II」、僕も2007年に購入して以来ポートレイト撮影を中心に大活用しています。
このレンズ、前からリニューアルするらしいと噂になっていましたが、ついに今日キヤノンから新製品のお知らせメールが届きました。

5月11日、EOSシリーズ用の交換レンズ「EF50mm F1.8 II」を
約25年ぶりにリニューアルし、“EF50mm F1.8 STM”として
2015年5月下旬より、発売します。

わずか160gという軽量・コンパクトさと、F1.8という明るさが
特長の標準単焦点レンズ。
EF50mm F1.8 IIから定評のある光学設計を継承し、デジタル
カメラでの撮影に適したコーティングを採用しています。
また、絞りを5枚羽根から円形絞りの7枚にしたことで、背景を
円形で美しくぼかし、被写体を際立たせる撮影表現が可能。
APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載したEOSシリーズに装着した
場合には、35mm判換算で焦点距離イメージが約80mm相当となり、
ポートレート撮影にも最適な一本です。

Screenshot of cweb.canon.jp

キヤノン:EF50mm F1.8 STM 特長紹介

新モデル名は「EF50mm F1.8 III」ではなく「EF50mm F1.8 STM」なんですね。
さっそくAmazonで予約が始まってます。

キヤノンからのメールでは発売が「2015年5月下旬」となっていましたが、Amazonでは5月31日と表示され、お値段は¥16,092とのこと。
(発売日および価格は2015年5月11日時点)

「EF50mm F1.8」、現行モデルと新モデルの違い

残念ながら現行モデルに比べて大幅に高くなってしまいましたが、最短撮影距離が従来の0.45mから0.35mに短縮され、従来の5枚羽根の非円形の絞りから7枚羽根の円形絞りに改良され、製品名についている通りAF駆動にSTM(ステッピングモーター)を新採用し、静かで滑らかなAF動作やフルタイムMFを実現したとのこと。
確かに現行モデルは最短撮影距離がちょっと長めだったので料理写真を撮りたい時には「あれ?」って思う時があったり、静かな場所だと「ジージー」と音を立てるモーター音が気になる感じだったので、嬉しい改良だと思います。

どっちを買うべきか?

いろいろ改良されたとはいえ現行モデルは1万円を切る価格で、充分に綺麗な写りが楽しめるわけで、一眼レフを買ったものの交換レンズをまだ買ったことがないという人はそちらを買う方がお勧めかなとも思います。
おそらくいま在庫に出ている分で終了でしょうから、「安くて良いレンズが欲しい!」という人は早めに押さえておくべきかもしれませんね。

こちらは現行モデルの「EF50mm F1.8 II」

新モデルの「EF50mm F1.8 STM」

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